ミッドジャパン音の芸術祭サイト


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このページでは、「複合系ワークショップ」から「ミッドジャパン音の芸術祭」への変遷に付いて記しています。


 愛知県立芸術大学の寺井尚行教授(当時)を中心に研究室での勉強会が発端となり、2009年に「Nagura Session」と題して奥三河にある旧名倉中学校をステージに、先端音楽分野におけるフィジカルなクリエイション力とセンシティビティの向上、並びに音楽教育におけるコンピュータの活用法を考察することを目的としてワークショップを行いました。
 これを皮切りに、岐阜県高山市の旧丹生川東小学校、香川県高松市女木島の女木小学校などを会場にして、音楽家、美術家が共に通常の「コンサート」や「展覧会」の枠組みを超えた「音楽の展覧会」を行ってきました。
 その後、会場を愛知県立芸術大学に移し、コンサート、展覧会、ワークショップを年に1度行いました。
 また、会場は愛知県立芸術大学に移りましが、大学の枠を超えて愛知県を中心に発表者、参加者が集まりました。
 2016年からは「複合系ワークショップ」として、複合系芸術をメインにして、情報の発信だけではなく作曲家、演奏家、美術家がお互いに刺激を与え高める機会を持つと同時に、啓蒙、教育の意味も込めて、公開にてワークショップを行っていました。
 そうした中から、自然発生的に、中部地域における表現活動の活性化に付いての話題が持ち上がり、「ミッドジャパン音の芸術祭」の実現へと繋がりました。


年表

2009年8月18日、19日
Nagura Session
於:愛知県設楽町旧名倉中学校
2010年1月23日
サウンド・フォレスト 音の森?コンサート&ワークショップ
於:愛知県北設楽郡東栄町 旧新城東高校
2010年5月29日から6月6日
サウンドコスモス(音宇宙)
於:岐阜県高山市旧丹生川東小学校
2011年9月23日、24日、25日
ミュージシャンたちの展覧会
(23-25日サウンドインスタレーションの展覧会、24日コンサート)
於:香川県高松市女木島女木小学校、MEGI HOUSE
2014年8月26日、27日
Super Hybrid Study
於:愛知県立芸術大学
2015年2月9日、11日
Hybrid Music 2015 Winter
(9日コンサート、11日ワークショップ)
於:愛知県立芸術大学
2016年12月17日、18日
複合系ワークショップ2018
「複合系表現におけるMax/MSP の活用」
於:愛知県立芸術大学
2018年1月20日、21日
複合系ワークショップ2018「テクノロジーと表現」
於:愛知県立芸術大学
2019年2月23日、24日
複合系ワークショップ2019「多様性の形」
於:愛知県立芸術大学
2020年2月21日、22日、23日
ミッドジャパン音の芸術祭
於:名古屋市内及び長久手市内
2021年2月27日(土) ∼ 3月28日(日)
ミッドジャパン音の芸術祭ONLINE
於:Web上


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「Nagura Session」2009
(旧豊田市名倉中学校)

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「Sound Cosmos」2010
(旧岐阜県高山市丹生川東小学校)

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「Super Hybrid Study」2014
(愛知県立芸術大学)