works/wk_hitotose

< ひととせの情景 >

< hitotose >

作品解説

 「ひととせの情景」は、任意の都市における一年分の気象データを、音楽として編集するためのアプリケーションと、それにより制作された譜面を使って演奏される音楽までの一連のシステムを作品として扱っています。

< Hitotose Score Maker > hitotoseapp_s.jpg

 作品は四名による編成で演奏され、基本的には、Flute、Violon Cello、Double Bass、Piano のための作品ですが、バランスが取れる編成で、それぞれの楽器の音域が可能であれば、この編成に拘る必要は無く、一年を約3分間で表現する様々な試みは興味深いものにな る事と思います。 データの一日は四分音符で表されます。二分音符をテンポ 60(四分音符一拍が 0.5 秒) で演奏する事で、172,800 倍(60 秒×60 分×24 時間×2)の高速再生と言う事になります。テ ンポを二分音符を約 70(69.444...)で演奏出来れば、20 万倍の高速再生になりますので、試 みるのも良いでしょう。
 初演は、高松市の2016年の気象データを使用して上演されます。

 このページでは、任意の街用の譜面を作成して演奏する事が出来るように、スコア作成用のアプリケーションをダウンロードする事が出来ます。
 このアプリは、MaxMSPのPatchとして組んでありますが、スタンドアローンで動くようにアプリケーション化してありますので、Windowsマシン上であれば多分動くと思います。
 作成した譜面を実際にコンサートで使用するためには、Finale等の譜面浄書ソフトで編集して使い易くすると良いと思います。
 このアプリ上で、MusicXMLと言う汎用の譜面用フォーマットに変換して使います。(浄書したサンプル譜面を参照して下さい。)

上演:
Art Setouchi
アンサンブル瀬戸内「ファースト・インプレッション」コンサート
日時:2017年9月18日、10月1日
場所:高松市女木島
演奏:アンサンブル瀬戸内

制作解説

< Software >
アプリのダウンロード:
Hitotose Score Maker (16.5Mb)

 この作品を上演される場合は、必ず当方までご一報下さいますようお願い申し上げます。

Images


hitotossheet1s.jpg
Hitotose score page 1

Sound

準備中

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