creation/cr_maxexteranal_tr_equaltemp~

Max external tr.equaltemp~ using RNBO


Max external tr.equaltemp~ using RNBO

 前回、RNBOを使用してMaxのエクスターナルオブジェクトを制作するする方法に付いて書きましたので、平均律の周波数を計算するエクスターナルオブジェクト、tr.equaltemp~も、アップしておきます。
 以前にも、max-sdkを使って作った事があるのですが、RNBOのお話のついでにrnbo版をアップする事にしました。
 勿論、それ程難しい計算では無いので、Max上でパッチを組むのも楽しいかも知れません。

rnbo01_s.png

使用方法
 基本となる周波数とオクターブ内の分割数を指定し、基本周波数の音番号を0として、上へ順番にナンバリングされます。
 一般的な12音平均律は、基本周波数を440Hzとして12分割する事が基本と言えますが、このオブジェクトを使用して、左インレットに0を入れると周波数が計算されて440を返します。1の場合は466.1638Hz、12の場合は880Hzのように返します。因みに、-12 を入れると、オクターブ下の220Hzを返します。
 また、最近のコンサートのテューニングでは、442Hzを使用する事が多いので、その場合には、一番右のインレットに、442を入力しておきます。

 四分音の場合には、オクターブの分割数である24を、真ん中のインレットで指定しますし、オクターブを7分割とか11分割などにも可能と言う事になります。
 以前、私は、黒鍵で5音平均律、白鍵で7音平均律を計算して調律師の方にピアノを調律していただき、Violinの作品を書いた事があります。
 それでは、このオブジェクトを使用して、四分音のソルフェージュをしたり、面白い音楽を創作したりして下さい。  

tr_equaltemp~_max_s.png

  tr.equaltemp~を作るにあたって組んだMax patchです。

 rnboパッチは、つぎ様な感じになっています。
tr_equaltemp~_s.png

 [tr_equaltemp~]と言うExternalオブジェクトは、ここにありますので、ダウンロードして、Maxからパスが通っているフォルダに入れて使用して下さい。インストールの場所が分からない場合は、前の項(RNBO Externsal)を参照して下さい。

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